頭が良くなる折紙ムービー
切らない、貼らない、手先と脳の技芸
ハンカチより小さい1枚の紙が鶴になる、蛙になる、兜になる、紙風船になる――この変幻自在に、人の智恵や工夫が凝縮されています。折り紙は、生き物、美術、工作など手先の技術など、あらゆる分野にまたがる幼児教育の象徴といえます。
折り紙は、大人が次の世代に残したい懐かしい日本の遊びとしてトップ(約4割)にあげられています。(朝日新聞のアスパラクラブ会員)因みに、折り紙に続いて、あやとり、凧上げ、竹馬、かんけり、めんこ、などが続いています。
どんなものでもつくれそうな折り紙の世界
ハサミで切ったり糊で貼ったりすることでよりいろいろな工作物をつくることができるのですが、まず、1枚の正方形の紙か、千代紙を使って、切らず、貼らず、手で折るだけという折り紙を始めましょう。親も子もできる折り紙は、かんたんな形だけでも百種類くらいあり、ほとんど無限の可能性を持っていますが、かんたんなものから入るのがコツです。
幼児の親のその親の世代はたくさん折り紙を知っていたはずですが、昔の遊びと片付けないで、折り紙の優れた特性で、子供たちの創造力をめざめさせましょう。
でも、折り紙でつくった鶴や蛙や兜の、本物に似せた造形がかえって本物よりリアル感をもたらすのは、抽象化された記号をイメージして働く脳の力かもしれませんね。
折るだけ、という制限があるからおもしろい
ちょうど、俳句が五七五の17文字であり、というように、「折るだけ」という制限がかえって無限の可能性をひろげているのです。制限や条件は、人の意識や行動を狭めるものではなく、かえって能力や技術を引き出すことにつながるのです。野球は4塁しかないし、サッカーはボールを持ってはいけないなど、制約があるからおもしろいのです。
慣れてくるといろいろ複雑な折方のポイントがあることがわかってきます。折り方として、山折り、中折り、谷折り、段折り、花折り、蛇折りなどの工程、また別々の折り紙を組み合わせる複合折り、何枚もの紙を同じ形に折って組み合わせるユニット折りなど、伝達するときに便利な技法がいっぱいあります。
