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■幼児教育の市場/拡大を続ける幼児教育 市場

 昨今、縮小傾向にある教育産業のなかで、幼児教育は拡大傾向にあります。少子化により一人ひとりの子どもにかける教育費が増加しているのが大きな要因です。加えて夫婦共働きによる子どもへの接し方の変化、祖父母の投資意欲の増加もその要因としてあげられます。
また2002年度の学習指導要領改正により、学校の学習内容が大幅に削減され、公教育への不信感が増大し、これまで公立主体だった地域においても私立中学校などへ進学を希望する家庭が増加。中学受験予備軍となる層が増加したことも忘れてはなりません。仕事・会社に対する価値観の変化に伴い、子どもの可能性を引き出し、将来の選択肢を広げたいと願う私立中学受験層の保護者にとっては、少しでも早くから受験に向けた取り組みをしたいと思うのは当然の事でしょう。
また全く視点の異なる要因として、転勤などの理由により地元を離れ、地域社会との繋がりの薄い母親たちにとっての友人・知人作り、情報交換の場としての役割も担いはじめていることがあげられます。もはや教室は子ども達だけのものではないのです。こういったコミュニケーションを求めている母親たちのニーズを満たす教室運営が幼児教育 市場の更なる拡大の鍵を握っているのかもしれません。